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令和の御代の日本と世界を考える

日本と日本人を守る気概のない日本政府などは要らない

 詐欺まがいの手法でシャープを乗っ取った鴻海(ホンハイ)精密工業のテリー・ゴウ(郭台銘)が今度は、先月中旬に、中華民国(台湾)総統選に出馬を表明した。

 このテリー・ゴウは、青幇(ちんぱん)と深いつながりがあると危険視される人物です。この青幇は、中国大陸の各地を結ぶ大運河の水運業ギルドだったが、辛亥革命前に中国の暗黒面を代表する秘密結社になった。いまでは青幇は組織としては消滅したと言われているが、現在も香港や台北の地下社会には青幇の要素が色濃く残っていると言われる。

 シャープの乗っ取りで見せた日本政府の態度は、このように危険な人物が日本を代表する家電メーカーであるシャープを乗っ取ろうとしているのに、これに対して無策、というよりもむしろ、好意的にすら見えた。

 こうしたことは、日本人として忘れてはならないと思う。